ハンド女子代表の五輪合宿地 函館が有力
update 2014/2/14 09:49
2019年のハンドボール女子世界選手権(熊本市)、20年の東京五輪で、ハンドボール女子日本代表の合宿地に函館市が有力となっていることが分かった。来年オープンする函館アリーナや湯の川温泉などを備え、合宿地にふさわしいと判断。ナショナルチームの合宿誘致も視野に入れている市は、全面的に協力する考えだ。
女子日本代表「おりひめジャパン」の栗山雅倫(まさみち)監督が12日、市役所を訪れ、工藤寿樹市長に伝えた。
栗山監督は函館ハンドボール協会(吉岡隆会長)の招きで来函。世界選手権と五輪の合宿で有力候補となっている理由として、函館アリーナが空港から近く、選手たちの癒やしになる温泉街があり、食べ物もおいしいことなどを挙げた。
選手と市民の交流も希望。「ナショナルチームの合宿は選手強化のほか、地域へ還元することも大切。地元の子どもたちに夢を与えるように触れ合える機会が作れるよう、協力をお願いしたい」と述べると、工藤市長は「全面的に協力したい」と応えた。
この日は函館大学ハンドボール部の松喜美夫監督も同席。ナショナルチームの誘致に向け、「函館アリーナのパンフレットを英語版で作ってくれれば、栗山監督が世界でPRする」と述べた。
栗山監督は、かつて男子日本代表の監督を務めたオレ・オルソン氏(スウェーデン)の通訳を担当。「オルソン氏も函館を訪れたことがあり、この地をこよなく愛していた。世界の代表監督からも北海道・函館は注目されている」と紹介した。
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