極東大でロシアまつり マースレニッツァ初の一般公開
update 2014/2/12 10:27
ロシア極東大函館校の学校祭「第16回はこだてロシアまつり」が11日、函館市元町14の同校で開かれた。冬を追い払い、暖かな春を告げるロシアの伝統行事「マースレニッツァ」が初めて一般公開され、大勢の人出でにぎわった。
まつりは校内自治会が実行委(鍋谷真依委員長)をつくって開催。これまで学内行事として行っていたマースレニッツァと合わせ、冬に初めて開いた。
マースレニッツァは謝肉祭に当たる農民の祭りで、冬を象徴する高さ2メートルの「モレーナ」(わら人形)を燃やして春の到来を喜ぶ。一般客約100人が見守る中、モレーナを囲んで冬を楽しむ動物たちを、春を呼ぶ太陽が追い払うという寸劇を披露。モレーナに火を付けて冬の終えんを見届けた。
校内ではマースレニッツアに欠かせない、ロシア風クレープ「ブリヌィ」やピロシキが提供されたほか、学生が考案した同校の公式ゆるキャラ「スーシキン」のキーホルダーなどが販売された。伝統衣装の試着コーナーも親子連れに人気を集めていた。
市内追分町の西村明子さん(34)は長男の庄平ちゃん(4)と訪れ「マースレニッツァの寸劇が、子どもにも分かりやすくて楽しかった。ロシアの文化や行事に接するいい機会になった」と話していた。
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