高齢者宅でボランティア　函教大生　除雪助っ人

update 2014/2/11 10:15

　函館の地域福祉を考える会（伊藤千代会長）と万代町会などは９日、同町会の一人暮らしの高齢者の家の除雪ボランティアを行った。道教育大函館校の学生ボランティア団体「アザレア前線」のメンバーも加わり、力を合わせて家のまわりの雪をきれいにした。

　積雪の多いこの時期、一人暮らしや高齢者だけの世帯では除雪に苦労していることから、考える会などは今年初めて除雪のボランティアを行うことになり、社会福祉協議会のボランティア登録団体のアザレア前線が協力を申し出た。

　この日は同団体などから１５人ほどの学生が参加。家の前に積もった雪の山を少しずつ崩し、手際良くトラックに載せていった。同サークルの代表代行、本木優宏さん（１年）は「ボランティアに取り組みたいと思っている学生は多い。参加できてよかった」と話した。

　今回は試験的に行ったが、考える会などは継続したい考え。万代町会長で考える会事務局長の永澤和枝さんは「若い人の力を借りて、活動の輪を広げていければ」と語った。

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