学生が企業の課題解決

update 2014/2/11 10:14


 函館市と8つの高等教育機関でつくる「キャンパス・コンソーシアム函館」の冬季集中講座「まちづくりに挑む!」が10日、開講した。市内の企業や団体が協力し、学生に課題解決のためのアイデアを考えてもらうという授業。学生は真剣な表情で議論を繰り返し、効果的な企画をひねり出していった。

 授業は、地域の企業や団体と積極的に関わる中で、学生自身がやりたいこと、できることを発見するのが狙い。今回は3大学の13人が受講。五稜郭タワーなど4つの企業・団体が協力した。

 五稜郭築造150年祭実行委のグループは、イベント部会の副部会長、松木志津香さんが講師。学生に与えた課題は「ステージイベントの空いている時間のアイデア」。松木さんは「使えるお金は限られている」「外から多くの人を呼び込みたい」などと説明。松木さんの話をもとに学生は真剣に議論を繰り広げた。講座の最後には企業側にアイデアや企画のプレゼンテーションもする。

提供 - 函館新聞社

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