冬の大沼湖上 歩いて満喫
update 2014/2/10 10:10
【七飯】北斗市自然に親しむ会(丸岡進一会長)は9日、厚い氷の張った大沼を歩く「第10回大沼湖上ウオーキング」を開いた。雪が降る中、約60人が参加。厳しい寒さがつくり出す自然の景色を満喫した。
公認北海道アウトドアガイドの丸岡さんの案内で、大沼国際セミナーハウス付近から東大沼のキャンプ場まで約5キロを歩くイベント。30センチほどの厚い氷が張った湖上は遮るものもなく、一面の雪景色。美しい樹氷やキツネなどの雪原を走る動物たちなどを確認できるという。
スキーやスノーシューを履いた参加者は、吹き付ける厳しい風を感じながら氷上を進んだ。頭上では、編隊を組んだハクチョウが鳴き声を上げながら移動。寒暖差で氷結した湖面に段差ができる「御神渡り」と呼ばれる現象も確認。参加者は溝を指でなぞりながら天然の造形美に感嘆の声を上げていた。
この日はあいにくの曇り空のため、雄大な駒ケ岳の姿を確認することはできなかったが、丸岡さんは「湖上から見るこの時期の駒ケ岳が一番美しい。また来年も参加してほしい」と話していた。
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