旧相馬邸のLEDライトアップ 「低炭素杯」出場へ

update 2014/2/8 10:15


 函館市地球温暖化対策推進協議会(松原仁会長)の光の街はこだてあかりプロジェクト構想検討部会(赤石哲明部会長)は14、15の両日、東京ビッグサイトで開かれる「低炭素杯2014」(実行委主催)に出場する。同部会は伝統的建造物「旧相馬邸」で実施したライトアップ実証実験の成果を発表。観光と環境の調和を目指す夜景の街の官民一体の姿勢を全国にPRする。

 同イベントは今年で4回目。次世代に向けた持続可能な低炭素社会を実現するため、全国の学校や団体、企業が地域における温暖化防止対策の発表やシンポジウムが行われる。今年は7地域で行われた地方大会を含め1620団体が参加。同協議会が出場するパートナーシップ部門など4部門で41団体がファイナリストとして選ばれた。

 旧相馬邸の実証実験は昨年8〜11月に実施。電球色と昼白色の2色の発光ダイオード(LED)照明を使用し、印象の違いや函館山からの夜景に与える影響などについて検証。7日に市環境部で開かれた同部会の会合で示された報告書案によると、暖かく、柔らかい印象を受ける電球色の評価が高く、周囲との調和を図りながら照明のLED化を進めていくべきだとする前向きな結果となった。

 低炭素杯の本番では、赤石部会長と市環境総務課の池田直樹主査が環境に配慮した観光振興の姿勢をアピールする。赤石部会長は「しっかりとした実験結果が出ている。観光という街の産業を大切にすることと省エネ対策を両立する観光都市函館の取り組みをPRしたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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