「れん・りー」よろしくね 乙部の縁桂のキャラ誕生

update 2014/2/7 10:07


 【乙部】隣り合う2本の木から伸びた枝が空中で結合する「連理(れんり)の木」で、支え合いの精神を象徴した乙部のシンボル「縁桂」(樹齢500年のカツラ)にちなんだご当地キャラクターが誕生した。名前は「れん・りー」。12日午後2時から役場玄関でお披露目会を開き、キャラクターグッズを配る。乙部では初のご当地キャラクターで、まちの盛り上げ役に期待が掛かる。

 乙部町集落連携推進協議会(大川勲会長)が、国の過疎対策事業の補助を受けて企画。約120万円の予算で着ぐるみと缶バッジ(2000個)を制作した。

 同協議会が年明けに、キャラクターの名前を募集し、町民の作品を採用した。キャラクターは左が「れん君」、右は「りーちゃん」。仲良く片を組み、スキップしながら前進する姿が愛らしい。ふんわりとした新緑には、小鳥2匹と乙部特産のユリ根にちなんだ花飾りをあしらった。

 お披露目会は12日のほか13日午後2時からも公民館玄関で予定している。

 「れん・りー」は15日に、ロワジールホテル(函館市)で開かれる東北・北海道新幹線交流フェスタに参加予定。16日には札幌市内で特産品販売などにも登場するという。同協議会は「町と協力して愛されるキャラクターを育み、縁桂と古里の周知に努めたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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