青々 冬のアスパラ 「伏せ込み栽培」厚沢部で収穫盛ん
update 2014/2/2 09:59
【厚沢部】町内の農家では、厳寒期の貴重な収入源となる「伏せ込み栽培」のグリーンアスパラガスの収穫作業が盛んだ。暖かいビニールハウス内で青々と成長したアスパラを、農家が丁寧にもぎ取っている。
このアスパラは、春から秋に露地圃場(ほじょう)で根株を育て、昨年11月下旬に掘り上げて12月にハウス内に伏せ込んだ。国内の流通が少なくなる時期に出荷できる利点があり、町内では厚沢部町農業振興公社と農家2戸が取り組んでいる。同公社では、ハウス2棟(約660平方b)に1万5000株を栽培する。
二重三重のシートで覆われたハウス内は暖房で20度前後に保たれ、土壌にも電熱線(15度前後)がある。同公社では1月9日から収穫が始まり、主に道央圏に出荷し、市場価格は例年並みの1`あたり2000円前後だという。
同公社の米谷勝雄次長(64)は「今季もまずまずのアスパラができた。燃料高騰で暖房費などがかかるが、その分高値で取引されればうれしい」と話していた。
収穫作業は3月20日ごろまでの予定。
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