春節 台湾から観光客続々
update 2014/2/1 10:15
旧正月の1月31日、中華圏では「春節」を迎え、函館空港にも多くの台湾人旅行客が到着した。長期休暇を利用して海外旅行を楽しむ人が多く、函館でも台湾人客の歓迎ムードが広がっている。今年は春節期間に「さっぽろ雪まつり」が開幕することから、周遊客の入り込みにも期待できそうだ。
函館空港では昨年に引き続き、春節装飾として、国際線ターミナルビルの天井から赤いちょうちんをぶら下げた。縁起物として一般的な飾り付けといい、函館空港ビルデングは「函館空港を利用する台湾のお客さまを歓迎する気持ちを込めている。函館の思い出のひとつになれば」とする。
函館国際観光コンベンション協会(渡邉兼一会長)は、函館市旧イギリス領事館前のペリー広場に雪だるまと新幹線の雪像を作り、台湾などからの観光客を歓迎。広場を訪れた地域の子供たちにも人気だった。同協会は「台湾や東南アジアの人たちに喜んでもらえれば」としている。
31日はエバー航空(週4往復)のみの運航で、この日の到着便は9割近い搭乗率となる218人が函館に降り立った。家族連れが目立ち、子どもたちは外の雪景色や寒さに歓声を上げて喜ぶ姿もみられた。同社によると7日までの函館到着便は4便とも200人を超える利用があり、函館からの出発便は5、7日の便で220人を超える予約状況となっている。
また、函館便を週3往復運航する復興航空も予約は順調。春節期間の搭乗率は8割ほどで推移する見通し。「雪を見たい台湾人の需要は多い。昨年を超す利用が見込める」としている。
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