みずみずしくて甘い! 地熱利用キュウリ出荷

update 2014/1/31 10:08


 【森】地熱を利用した施設園芸が盛んな森町濁川地区で、促成キュウリの出荷が始まった。ハウス内に艶やかで、みずみずしいキュウリが実っている。

 JA新はこだて森基幹支店きゅうり生産部会(15戸)部会長の柴田理(おさむ)さん(44)方では、ハウス4棟(1584平方b)で栽培。畝沿いのダクトホースに60度の熱水を流し、地温と気温を確保。室温は日中で28度、夜間でも14度に保つという。  29日から出荷を始め、Mサイズ(20〜22a)で1箱50本(5`)入り。柴田さんは「日照にも恵まれ、生育は順調。みずみずしく、甘みもあるキュウリをぜひ食べてほしい」と話す。6月末まで続く。

 部会の5戸が函館市場へ出荷しており、量が増えると札幌へも。森産キュウリは道内一早く出回る地物として市場評価も高い。

提供 - 函館新聞社

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