新幹線に重点配分 北斗市が骨格予算案

update 2014/1/31 10:07


 【北斗】北斗市(高谷寿峰市長)は30日、2014年度予算案を発表した。一般会計は197億4460万円で、本年度当初比1・2%増。2月23日に市長選があるため、継続事業を中心とした骨格予算で編成したが、北海道新幹線関連の建設工事が集中し、予算規模が膨らんだ。来月6日開会の第1回定例会に提案する。  6特別会計と水道事業会計を合わせた全会計総額は同0・5%増の332億1395万円。

 一般会計の歳入は、市税が同0・4%減の47億9157万円。全体の3割を占める地方交付税は同4・8%減の56億2967万円、借金にあたる市債は、同16%増の19億9210万円。

 歳出は、民生費が障害者総合支援給付事業の給付金が増えるなどして同3・6%増の77億9319万円。土木費は同10・2%増の28億3776万円。市債の返還に充てる公債費は同1・9%減の23億4211万円を計上した。

 主な事業は、ソフト、ハードを含めた北海道新幹線開業対策に15億1225万円を計上し、本年度当初の3・6倍となった。市が負担する新駅の付帯施設建設費に4億8900万円、新駅南北連絡通路整備の負担金4億49万円。館野に整備しているごみ破砕処理施設建設費に6億2653万円を充てた。スポーツ合宿の補助金は本年度の実績を踏まえ180万円増の630万円を見込んだ。

 新規事業は、函館港幹線臨港道路(函館市豊川町―北斗市七重浜)の工事に伴い移設する七重浜海浜公園駐車場整備に2500万円、地域密着型特別養護老人ホーム建設補助に1億6820万円、議場中継配信システム整備に194万円など。

提供 - 函館新聞社


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