函館工業・建築と情報技術が2・0倍 公立高校の出願状況発表
update 2014/1/29 10:54
道教委は28日、2014年度の公立高校の出願状況(24日現在)を発表した。全道トップの高倍率となったのは、函館工業・建築と情報技術、旭川農業・生活科学の3学科で、いずれも2・0倍。道南の全日制普通科では函館稜北が最も高い1・4倍で、函館中部、市立函館、函館西が1・3倍で続いた。函館工業以外の職業科では、函館水産の2学科で1・7倍と高倍率になった。桧山管内では江差の1・2倍が最も高く、ほかの3校は軒並み1・0倍を下回った。
募集定員に対する出願者数の合計は、渡島管内の全日制で2360人に対し、2831人となり、平均倍率は前年度と同じ1・2倍。全日制のみの桧山管内は320人に対し280人で、平均倍率は前年度比0・1ポイント増の0・9倍だった。渡島管内の定時制は、募集200人に対し、61人が出願。平均倍率は0・3倍だった。
道南の全日制普通科で最も高い1・4倍となった函館稜北の花田祐治教頭は、高い倍率について、新年度から1学級減となる影響を挙げた上で「説明会で本校の特色を発信してきたことが要因の1つ」と分析。「生徒や保護者の信頼感や関心が本校に向けられている結果だとすればうれしい」と話した。2学科で全道トップの倍率となった函館工業は「学校としてさまざまなPRをしてきた中で、中学生が本校の就職や進学状況を見て、総合的に判断したのではないか」としている。
出願変更は29日から2月4日午後4時まで。変更状況の中間発表は1月31日に、最終的な出願状況は2月14日に公表される。一般入試の学力検査は3月5日、合格発表は同17日。
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