旧公会堂で消防訓練

update 2014/1/25 10:13


 26日の「第60回文化財防火デー」に向け、函館市の旧函館区公会堂(大西正光館長)で24日、消防訓練が行われた。市消防や公会堂職員ら約40人が参加し、火災発生時の対応を再確認して防火意識を高めた。

 旧公会堂は市の重要文化財。東側管理棟からの出火を想定した訓練で、火災を報せるベルが鳴り響く中、職員は初期消火や避難誘導などを実践。館内にいた客と従業員の避難を確認した後、市消防職員、団員による放水訓練に移った。タンク車など4台が出動し、団員6人を含む18人が建物の左右に分かれ放水作業に当たった。

 訓練を終え、北消防署の長野靖司消防司令は「発見から初期消火、客の避難誘導、消防への通報などスムーズにできていた」と話し、大西館長は「日ごろから火災の無いよう、禁煙や火の取り扱いへの注意を怠らないようにしてきた。今まで火災が起きたことのない建物なので、今後も守っていきたい」と気を引き締めていた。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです