活締めマダラで料理教室
update 2014/1/24 09:53
えさん漁協海峡日浦船団が津軽海峡で水揚げしたマダラを使用した料理教室(函館農水産物ブランド推進協議会主催)が23日、市総合保健センターで開かれた。市民29人が同漁協日浦支所の女性部員の指導で、三平汁やムニエル、昆布締めなどを作り、地場産の新鮮な味覚を堪能した。
11隻が所属する同船団は十数年前から一本釣りにこだわり、マダラはすべて船上で活締め。100`の水揚げで7〜8本ほどしか上がらない4`以上のマダラを、昨年11月から「海峡日浦船団一本釣り活〆真鱈」のブランド名で売り出している。
ブランド品の出荷は今月10日で終了し、東京の日本橋三越本店で販売するなど高い評価。同漁協理事の成田力さん(48)は「価格に結びついたわけではないが継続は力なりを信じてやっていく。地元の人にももっと食べてほしい」と話す。
料理教室は、活締めマダラの消費を地元で拡大しようと企画、女性部員12人が講師を務めた。22日に水揚げしたマダラをほぼ余すところなく調理。胃袋(チュウ)や肝、エラなどをみそであえる「チュウあえ」も紹介した。東二二子(ふにこ)部長(58)は「生きがいいので手を掛けずに食べられる」と話していた。
参加した市内富岡の山岡武子さん(74)は「女性部の皆さんの下ごしらえがあったのでスムーズに調理ができた。三平汁もおいしく、新鮮さが違う」と話していた。
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