ハセガワストアが中道店を新築 4月開店

update 2014/1/21 10:21


 函館市内、近郊でコンビニエンスストアを展開するハセガワストア(佐藤邦夫社長)は、中道2の中道店を新築する。主力のやきとり弁当や惣菜の販売スペースを拡充するほか、肉の加工や調理などをする工場も併設。店内から見学することができるようにすることが特徴。3月末完成、4月上旬のオープンを予定している。

 同店の新築は、競争が激化する中でやきとり弁当や惣菜など同社の強みを一層強化することが最大の狙い。新しい店舗は、現在の店舗に隣接する敷地で建設中。鉄骨平屋建て918平方メートル。売り場面積330平方メートルはこれまでと変わらない。

 加工や調理をガラス越しに見学することができる「オープンキッチン」を採り入れ、店内で製造する商品をアピールする。やきとり弁当や惣菜の販売スペースの拡充に伴い、日用品など取り扱う商品を見直し、競争力を高める。

 総事業費は約2億3000万円。同社は2000年のベイエリア店以来、新規出店をしておらず、大型投資もそれ以来。同店はやきとり弁当の売り上げの3割ほどを占め、市内、近郊で展開する店舗の中で全体の売上が最も多い店舗。新築で売り上げ1割増を目指すという。

 佐藤社長は「外観は函館、ハセガワストアらしさを前面に打ち出し、工夫を凝らしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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