大間原発3月提訴「歓迎」、市民団体がデモ行進

update 2014/1/20 10:09


 函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は19日、市内西部地区で、大間原発(青森県大間町)建設に反対する集会とウオークを行った。函館市が、3月に同原発差し止め訴訟に踏み切る意向を固めたことを受け、参加者からは歓迎する声が相次いだ。

 同団体は、これまでも市役所周辺をデモ行進するなどして、提訴に意欲的な工藤寿樹市長を応援する姿勢を前面に出してきた。呼び掛け人のピーター・ハウレットさん(58)は「市民の安全を守るという市長の仕事を全うしている。市長一人の判断ではなく、市民が後ろについていることを全国に発信したい」と声を弾ませた。

 大間原発訴訟の会代表の竹田とし子さん(64)は「いい時期だと思う。多くの市民が大間建設は困ると思っており、市として強い意思表示になる。自治体の存立を維持する権利を武器に法廷で闘ってほしい」と話した。

 集会では、福島第一原発事故から丸3年となる3月11日に、大間原発近くから風船1000個を飛ばす計画に向け、賛同金への協力を呼び掛けた。その後、約35人がベイエリアを「原発即ゼロ!」などと声を張り上げてデモ行進した。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです