函館にご当地ヒーロー「イカダベッサー」誕生
update 2014/1/14 10:05
道南在住の有志の手により、函館の魅力や食の大切さを発信するご当地ヒーロー「イカダベッサー」が誕生した。メンバーで考えた函館ならではのキャラクターや手作りの衣装、キレのある動作など見どころ満載。「近くで触れ合えて、子どもたちに喜んでもらえるような取り組みを考えている。交流を通じて函館を盛り上げたい」と、本格的な活動に向けて準備を進めている。
30〜40代の子育て世代の有志約10人が集まり、自営業島村哲也さん(41)を代表に昨年9月に製作委員会を結成。何度も話し合いを経て、12月中旬に「函館の街の平和と食を守る正義のヒーロー、函館鮮士イカダベッサー」が生まれた。
「鮮度抜群、地産地勝!」を口上に、函館のおいしい食べ物を狙っている「宇宙密猟団ナマラホイド」と戦いを繰り広げ、改心させる。方言を取り入れた「ジョッピンカッター」など、特色ある技を持つユニークなヒーロー。
衣装は身近な素材を活用したメンバーの手作り。函館名物「イカ」をモチーフにした装飾や、市章「巴」とイカを合わせたマーク、胸には五稜の星を輝かせるなど、豊富なアイデアが詰まっている。敵役の戦闘員「ホイドリアン」も仕上がっており、こちらは唐草模様のヘルメットに怪しげな動きが特徴的だ。
ヒーローを通じて「食の大切さや郷土愛を培ってほしい」という願いもあり、食育をテーマにした子ども向けの紙芝居なども制作。今後は主題歌や動画など幅広く取り組んでいくという。島村さんは「函館の魅力を発信していく一員として積極的にイベントなどに参加していきたい。まだ生まれて間もないが、愛され、親しまれるヒーローを目指したい」と話していた。問い合わせはホームページ(http://ika−dabesser.com/)へ。
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