移動販売車で道南に活気を 連合会発足

update 2014/1/12 10:11


 函館市内や道南で活動する移動販売車の経営者らが集まり、箱館移動販売促進連合会(成田周平会長)を立ち上げた。大門グリーンプラザを拠点に精力的な活動を続けながら、移動販売のネットワーク形成などを通じて、道南の地域活性化や町おこしに貢献していきたい考えだ。

 想作たこ焼き「ひとふね」の店長でもある成田会長(33)は、昨年7月から移動販売を開始。各種イベントの主催者などから「函館にはどんな移動販売車があるのか。イベントに来てもらうのにも、どうやって頼んでいいかわからない」という切実な悩みを知り、移動販売の組織の必要性を実感。賛同者を募り、同8月に設立した。

 同会では移動販売の開業を目指す人への支援や、販売車同士で出店依頼の共有や情報提供をしていくとともに、イベント時などを除いて大門グリーンプラザを活動拠点に、毎週日曜を中心に販売を行う。成田会長は「グリーンプラザでの定期的な営業が、函館駅前の活性化につながるきっかけになってほしい。販売車が増えて人が足を運んでくれるようになれば、遊び場や交流の場として盛り上げていくことも夢ではない」と語る。

 同会にはひとふねのほか、街角カフェハコダテサウルスバルゴン(クレープ、ドリンク)、カレーハウスCoCo壱番屋(カレー)、心麦ディップクロ(クロワッサン)、菓子処はたざわ(パン)、茶結(コーヒー)、介護タクシーゆい(福祉)の7台が加盟しており、サービスのジャンルは多岐にわたる。

 成田会長は「いつかは会主催の市民参加型のイベントを開催したい。そのときに飲食だけでなく、福祉とも連携することで、より多くの人が参加できるようにしていきたい」と期待を込める。

 各移動販売車は平日はそれぞれの場所で営業を行うが、日曜の午前11時ごろからはグリーンプラザで集団営業を行っている。「興味のある人はぜひ遊びに来てほしい。一緒に駅前を盛り上げていきましょう」と呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社

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