軟白ネギ 出荷本格化

update 2014/1/11 10:39


 JA函館市亀田管内で、ハウス栽培の軟白ネギの収穫・出荷が本格化している。白根が長く、甘くて軟らかいネギは鍋物などにぴったりだ。

 函館市桔梗2の泉宗伯さん(35)方では、約230平方bのハウス6棟で栽培。昨年7月下旬〜8月上旬に定植し、同12月から出荷を始めた。単価がいい成人式のころに向けて、現在は日量25〜30ケース(1ケース6`入り)を送り出している。出荷は4月まで。

 暖房を使って夜温を最低3度に設定、管理を徹底し「病気の発生もなく、生育は順調」と泉さん。白い部分は約40aあり、黒いフィルムで遮光して作る。泉さんは「鍋物はもちろん、辛みが少ないので酢みそにしてもおいしい」と話す。

 道南の軟白ネギ産地は八雲や今金が有名だが、少雪で気温も高い函館・近郊は、さほど経費をかけずに生産できる。同JA管内では5戸が取り組んでいる。

提供 - 函館新聞社

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