音楽協会賞に徳永、細谷さん
update 2014/1/10 10:22
函館音楽協会(吉田淳子会長)は9日、2013年度の協会賞に声楽家の徳永ふさ子さんと細谷悦子さんを、奨励賞にバイオリニストの烏野慶太さん(40)とボーカルグループのアンサンブル・ノイン(畑中一映代表)を選出したと発表した。表彰式は25日に五島軒本店で開く。
両賞は函館市や近郊に住む個人と団体を対象に、毎年1月から12月までの1年間の活動を対象として選考。協会賞は過去からの実績を含めた地元の音楽文化への貢献などに対して、奨励賞は意欲的で高水準な作曲・演奏活動で実績を示し、地元の推進力となった功績に対して贈られる。昨年12月に吉田会長を委員長とする選考委員会を開いて決定した。
徳永さんはソプラノ歌手として活動を行いながら、合唱指導でも活躍。近年は施設・学校での出前コンサートや授業を開き、郷土の音楽文化の裾野を広げる活動で大きな成果を上げている。
細谷さんは全国各地の演奏会で函館ゆかりの歌曲を歌い続けているほか、「教育音楽ぐるーぷどるちぇ」を主宰し、後進の指導に意欲的に取り組むなど、函館の音楽教育に多大な貢献をしてきた。
奨励賞の烏野さんは、2012年にドイツから帰国し、郷土に根ざした活動を始動させた点、アンサンブル・ノインはメンバーが高い技術を持っており、北海道合唱界のホープとして今後の活躍が期待されていることが主な選出理由となった。
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