ずーしーほっきー ネットで熱視線

update 2014/1/8 10:07


 【北斗】北斗市の公認キャラクター「ずーしーほっきー」がインターネット上を中心に話題となっている。3月の着ぐるみお披露目を前に、市は本格運用に向け準備を急いでいる。今月中にも「ツイッタ―」「フェイスブック」などインターネット上の交流サイトを開設し、企業や団体向けの利用規定作成も進めている。

 ずーしーほっきーは、市特産のホッキ貝とブランド米「ふっくりんこ」をモチーフにしたキャラクターで、握りすしの形をした胴体に細い手足が伸び、奇抜な姿がインパクトを与える。

 市が公立はこだて未来大学の学生にデザインを依頼。100余りの案の中から5点を絞り込み、昨年11月に市民投票を行った結果、ずーしーほっきーが最多得票で選ばれた。イベント会場でも5点のイラストを展示して投票を実施したが、関係者によると特に子どもたちのウケが良かったという

 市企画財政課によると、正式に決定した昨年11月27日の翌日の市の公式ホームページは、通常の13倍の1万3000件のアクセスがあった。その後も12月末までにゲーム機器やぬいぐるみ、雑貨関連など14社から商品化の打診があった。テレビや雑誌などメディアの取材も相次ぎ、反響は上々。

 インターネット上のサイトでは、「きもかわいい」「怖い」など好き嫌いさまざまな意見が投稿され、反響を呼んでいる。

 ずーしーほっきーの本格“デビュー”は新年度だが、好反応を追い風に、前倒しで市の知名度向上や北海道新幹線開業のPRをしていく考え。3月の着ぐるみ完成を待たずにずーしーを活用した情報発信をする。また、着ぐるみが完成するまではイベント会場にイラストパネルを展示するなどして露出を図る。同課の林淳一主幹は「予想以の反響で驚いている。期待も感じる。しっかりと活用し、北斗市のPRにつなげていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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