誘客へPR作戦展開 カタログやツアー充実

update 2014/1/8 10:07


 【青森】青森市の新町商店街振興組合(成田雄一理事長)は、各店の商品やサービスを紹介する観光客向けのカタログを作製した。郷土料理や土産品店の情報を中心に掲載し、商店街の魅力を伝える内容。まずは函館、道南をターゲットとし、重点的にPR作戦を展開する計画だ。同組合では「県外、特に函館、道南の客を呼び込んで商店街を盛り上げたい」としている。

 同組合は毎年商店街のカタログを発行しているが、観光客向けを作製するのは今回初めて。2016年3月予定の北海道新幹線開業を見据え、県外からの集客アップを目指す。

 カタログのタイトルは「しんまちの逸品・旅人版」で、3万部作製。40店の商品やサービスを掲載した。観光客向けのため、これまでのものよりホタテ料理などの郷土料理や、カシス羊かん、津軽塗りのはしといった土産品などを多く紹介。そのほか、腕時計の電池を交換する店、薬局など旅の途中のトラブルに対応するサービスも載せた。

 また、同組合が行っている「商店街お店回りツアー」の情報も掲載。店主が商店街を紹介し、まち歩きする取り組みで、今回のカタログ発行に合わせ、観光客向けの昼食付きコース(3時間)とティータイム付きコース(2時間)を用意。同組合の堀江重一事務局長は「店主のガイドで商店街の裏側まで楽しんでほしい」とアピールする。

 函館、道南地域でのPR作戦は、旅行会社の調査で青森を観光したいと答えたのが函館市民が一番多かったからという。フリーペーパー「函楽」やテレビ、ラジオなどで集中的に宣伝する予定。そのほか、駅前大門の都心商店街振興組合の加盟店にも置いてもらい、買い物客にアピールする。堀江事務局長は「手に取ってもらい、観光の際には商店街に立ち寄ってもらいたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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