雪の初詣 9万人割る 観光、スポーツ施設は盛況
update 2014/1/5 10:21
三が日の道南は断続的に雪が降り、神社への参拝客の足を鈍らせた。主要12カ所の初詣客数は8万4860人(前年比6860人減)となり、2010年以来4年ぶりに9万人を割り込んだ。一方、元日からの営業が定着した主要観光施設や名所などは、多くの観光客らでにぎわった。
■初詣
道警函館方面本部地域課によると、三が日の初詣客数(12カ所)は6神社で減少。雪と低温の影響で大きく落ち込んだ前年をさらに下回る結果に。函館市内は函館八幡宮が2万6000人(前年比4500人減)と最も多く、次いで湯倉神社が2万5000人(同2800人増)、亀田八幡宮が2万3500人(同6500人減)。減少した函館八幡宮、亀田八幡宮は日中の降雪など、悪天候が影響したとみられる。函館以外では、江差町の姥神大神宮が3550人(同50人減)、八雲町の八雲神社が吹雪だった前年より1160人増の1500人、松前町の松前神社が1220人(同250人増)など。
■観光施設
函館山ロープウェイは、3日午後4時ごろから、函館山山頂の停電による運休が影響し、前年より2262人少ない計8912人。「3日の運休が大きく響いた」と同社。一方、五稜郭タワーの展望台来場者数は、前年比1343人増の5741人。元日恒例の早朝営業にも前年より76人多い542人が訪れた。同社は「今年は道内と関東からの来場者が多い。また、1日の早朝営業が浸透し、初日の出を展望台から見ようとするお客さまが増えた」としている。
このほか、元日から営業した金森赤レンガ倉庫、箱館奉行所、旧函館区公会堂、旧イギリス領事館もにぎわった。
■スポーツ施設
七飯町東大沼666の函館七飯スノーパークの利用者は3011人。「年末に雪が降り、ゲレンデ状態がすごくいいのでお客が増えた。最高のコンディションで楽しめます」と同スキー場。2日から営業を始めた函館市民スケート場(金堀町10)は2日が826人、3日が1013人。「2日は雪の影響で前年より減ったが、3日は増えた。全体としては増えている」とみている。
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