函館八幡宮で騎馬参拝
update 2014/1/3 10:36
函館市谷地頭町の函館八幡宮(中村憲由樹宮司代務者)で2日、境内に向かう急斜面の石段をドサンコ馬が駆け上がる「騎馬参拝」が行われた。雪がちらつく中、5頭のドサンコ馬が石段を軽やかに駆け上がり、午(うま)年の始まりに躍動する姿を披露した。
同市東山の「函館どさんこファーム」(池田茂代表)が、ホーストレッキングの安全を願い、北海道の開拓に活躍したドサンコ馬の歴史や文化を知ってもらおうと1999年から実施し、今年で16回目。
騎乗者は、武者装束に烏帽子(えぼし)姿で馬にまたがって正午にスタート。初詣の参拝客から「頑張れ」と声援を受けた馬たちは、騎乗者から「ハイ、ハイ」と声を掛けられながら、ひづめの音を響かせて134段ある石段を登り切り、参拝客から大きな拍手を受けていた。拝殿前でおはらいを受けた後は子どもたちを馬に乗せて記念撮影するサービスも行った。
池田さん(60)は「今年は景気も少しずつ上がるように願いを込めて、一段ずつ石段を踏みしめて上った。ドサンコ馬も年々減っており、少しでも歯止めをかけたい」と話していた。
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