楽天・青山投手が母校の函工を訪問
update 2013/12/29 10:16
函工硬式野球部出身で東北楽天ゴールデンイーグルスの青山浩二投手(30)が28日、同部練習場を訪れた。打撃投手を務めるなどし、後輩たちを激励した。
青山投手の訪問は、同部の小早川賢輔監督が高野連に申請して許可を得て、毎年末に行っている。今年もビニールハウス製の室内練習場に姿を現すと、27人の現役部員は緊張した面持ちで挨拶。青山投手がキャッチボールで肩を温めている時は、投手や捕手陣が投球フォームを見て学んだ。
打撃投手で青山投手は、3人を相手にストレート、カーブ、スライダーを投げた。対戦した西里祐希(1年)は「マウンド上の姿がとても大きく、威圧感があった。カーブはボールが見えなかった」“1億円プレーヤー”のキャッチャーを務めた山根幸紀(2年)は「構えていたミットにボールが吸い込まれるように入り、受けていて楽しかった。下半身、特に股関節の使い方が投手陣にとって参考になったと思う」と話していた。
青山投手は「高校生相手には、話すより見せて伝える方が良い。シーズン終了後、初めてのマウンドだったが、しっかり投げられるように体を作ってきた。選手はレベルアップしているので、函工スタイルの野球を大切に、甲子園を目指して頑張ってほしい」と話していた。
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青山浩二…函工から八戸大(現八戸学院大)を経て、2005年のドラフト3位で東北楽天入り。8年目の今季はチーム最多の60試合に登板。3勝5敗11セーブ、17ホールド、防御率3・43の成績を残し、契約更改では年俸1億円(推定)で来季の契約を結んだ。
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