市民活動の拠点施設整備 五稜郭タワー

update 2013/12/7 10:10


 五稜郭タワー(函館市五稜郭町、中野豊社長)は、タワー近くの敷地に、地域で活動する団体の拠点として「五稜郭コミュニティーハウス」を整備する。来年12月に創業50周年を迎える同社の地域貢献事業で、函館野外劇など地域活動の支援が狙い。来年4月にオープンさせる。同社は「地域活動を展開する団体の役に立ち、活性化につながれば」としている。

 施設は木造平屋建て、床面積は約230平方b。会議室や倉庫などを備えている。総工費は約3500万円。11月に着工し、来年3月ごろの完成を目指す。観光バス駐車場近くで、運転手やバスガイドらの休憩場所も兼ねる。

 利用対象は「函館野外劇」や「五稜星の夢」「五稜郭祭」といった五稜郭地区を舞台にイベントを開いたり、活動したりする組織や団体。会議やイベントの準備、事務所として利用してもらう計画だ。同社は地域活動を支援するための専任職員も配置する予定。

 中野社長は「観光振興は市民の意識の向上が欠かせない。地域での活動を通じ、まちに対する理解を深めてもらえれば、長い目で見た場合、観光振興につながる」と説明。また、「施設に若い人が集まり、まちのにぎわいにつながれば」とした。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです