今年最後の「原発反対」バイバイウォーク
update 2013/12/30 10:20
函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は29日、市芸術ホールで、今年締めくくりの同原発(青森県大間町)反対行動として、米国出身の詩人アーサー・ビナードさんの講演会を開いた。同原発は電力と関係なく、プルトニウムを使うために造るという原発政策のからくりを指摘した。
約100人が参加。高速増殖炉「もんじゅ」や、六ヶ所村の再処理工場も動かない中で、プルトニウムを保持し「核開発の隠れみのとして大間を造ろうとしている」と批判。君が代にも登場する「コケ」を尊ぶ文化や、宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」が表す持続可能な里山社会の大切さを説き、「核を終わらせる必要がある」と強調した。
講演に先立ち、約¥70¥人が千代台公園から五稜郭公園入り口までデモ行進。雪が降る悪天候の中、「大間原発大間違い!」「原発のない未来をつくろう」などと気勢を上げた。
提供 - 函館新聞社
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