冬の道南ワクワク、福島っ子が到着

update 2013/12/22 10:06


 福島県の子どもたちが参加する自然体験活動「ふくしまキッズ」の冬プログラムが21日、スタートした。七飯町東大沼の大沼ふるさとの森自然学校を拠点として活動する85人の子どもたちが到着し、友達やスタッフとの再会を喜んだ。

 東日本大震災と福島第一原発事故のあった2011年の夏休みから始まり、通算8回目。七飯町をはじめ、夕張市、横浜市など全国6カ所で開催している。

 事業開始当初は外遊びが制限された放射線の影響下からの避難や保養といった要素が強かったが、子どもたちが集団生活や自然体験活動を通じて、心身をたくましく成長させる教育プログラムと位置付けて展開している。

 初日は森町のネイパル森に宿泊。29日までの期間中、森で切り出した木を使ったクリスマスツリーづくりや周辺町受け入れ先での民泊を行う。今回が2回目の参加となる須賀川市の小学5年生小平遥斗君(10)は「雪合戦が楽しみ。けがのないように過ごしたい」と話し、7回目のベテランキッズ=Aいわき市の6年生湊光平君(11)は「大沼に来るのも3回目。毎回新しい友達ができるのがふくしまキッズの楽しいところです」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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