福島から来年の福…鳴海さんがコンブ、スルメ、黒米で正月飾り

update 2013/12/17 09:57


 【福島】福島町特産のコンブを使って工芸品づくりをする町日向の鳴海健児さん(74)が、今年も特製の正月飾りを制作した。コンブやスルメ、黒米といった福島町の特産品を使った縁起物で、鳴海さんは「福島の特産品を多くの人に知ってもらいたい」と話している。

 鳴海さんはコンブを使って新幹線の模型などさまざまなものを作り、町のPRに一役買っている。正月飾りの制作は6年前に始めた。「1年間お世話になった人のため」と鳴海さん。

 秋から材料を集め、11月から作業にとりかかった。今年は大小合わせて約200個を制作。一つ作るのに1時間ほどかかり、1カ月かけてすべてを仕上げた。

 大きいものは縦1b、横40a。中央にコンブとスルメを配置。その両側に脱穀していない黒米を飾った。福島大神宮でおはらいを受けた札を付けて完成させた。

 近所や知人らに配ったほか、町役場や渡島総合振興局、JR函館駅にも届けるという。「みなさんが良い年を迎えられますようにと、願いをながら作った」と笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社


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