ボーナス商戦ピーク

update 2013/12/15 10:13


 公務員や会社員らにボーナスが支給され、初めての週末を迎えた14日、函館市内の百貨店や飲食店は多くの客でにぎわった。小売各社は「ボーナスサンデー」と呼ばれる15日が商戦のピークとみて、消費者の購買意欲上昇に期待を寄せている。

 「宝飾や絵画など高級品の売り上げは昨年と比べて10%ほど伸びている」とするのは棒二森屋(若松町17)。13日が年金支給日だったこともあり、店内は午前中から盛況。ギフトカードや商品券を扱うカウンターには客の列ができた。

 同店では15日に一定金額以上の買い物をするともらえる福引き券や抽選補助券の枚数を2倍にするキャンペーンを実施し、一層の誘客を図る。

 ロワジールホテル函館(若松町14)内の「しゃぶしゃぶ喜来里」では14日夜は予約で満席。忘年会に加え、宿泊の団体客、個人客でいっぱいとなり、断るケースも。同ホテルは「きょうになって問い合わせが来ているので、ボーナス効果が出ているのかも」という。

 「クリスマス時期と重なる来週の3連休にも期待」とするのは、高級ブランドバッグやアクセサリーを扱うテーオーデパート(梁川町10)のワールドインポートブティックEXテーオー函館本店。「(14日は)悪天候だったが、売れ行きは例年並み」という。

 一方、「ボーナスが出たとはいえ、客入りは普段と変わらない。まだ函館では景気回復の実感が感じられない」とため息も漏らす飲食店も。同日の降雪と気温低下も客足を鈍らせた要因とみられる。

提供 - 函館新聞社


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