大門地区に22台の防犯カメラ
update 2013/12/5 09:57
函館市大門地区の商店などでつくる「函館都心商店街振興組合」(渡辺良三理事長)が、同地区内に22台の防犯カメラを設置する。交通量の多い交差点や商店街周辺を撮影でき、犯罪の抑止効果などに期待が高まる。
同地区には高齢者施設が点在し、函館港まつりなどのイベント時には多くの人が押し寄せる。また、この数年の間に物損事故が相次いだほか、今年6月には放火もあり、防犯対策が急務。同組合は、商店街だけでなく市民の安全性を高めようと、中小企業庁の助成を受けて10月から防犯カメラの設置を進めてきた。
防犯カメラはドーム型で視野が広く、周囲を見渡すように撮影。駅前アーケードや交差点、道路などを広くカバーするよう調整している。映像は犯罪や事故などが起きた際に警察に提供する。
若松町会の本間信太郎会長は「函館にはこれまでこうした防犯カメラはなく、頼もしく感じる」と話す。
同組合の川上誠専務理事は「大門地区は函館の表玄関なので、観光客や市民の安全確保につなげたい。こうした取り組みを続け、商店街だけでなく西部地区全体を盛り上げ、次世代へと受け継いでいきたい」と力を込める。13日までにカメラの取り付けを終え、周辺町会なども参加して視察を行う予定。
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