函館と弘前の料理人ガチンコ$H材対決 来月イベント
update 2013/11/27 10:15
青森県弘前市の料理人が地域の食材や生産者を紹介する恒例のイベント「農+料=∞(むげんだい)」が12月10日、弘前市内のホテルで開かれる。函館のレストランのシェフらが招かれ、弘前のフレンチのシェフと「食材対決・ガチンコディナー」を繰り広げる。互いの地域の自慢の食材で料理をつくり、客に振る舞うという趣向だ。
2016年3月の北海道新幹線開業を控え、連携が進む両市。民間の交流を活発化させようと、弘前側が対決≠企画した。弘前のレストラン山崎のオーナーシェフ山崎隆さんは「対決と言っても、料理人同士の交流、いい食材を紹介し合うことが目的。両地域の料理のキャッチボールの場にしたい」と話す。
弘前に乗り込むのは、レストラン・バスクの深谷宏治さん、チャイニーズデリ花琳の小西康範さん、チッチョパスティッチョの大桐幸介さんの3人。弘前側とかねてから親交のある市内の食のプロ集団「クラブ・ガストロノミー・バリアドス」(通称・ガスバリ)のメンバーで、弘前側は4人のシェフが迎え撃つ。
互いに料理をつくり、解説を加えながら、150人ほどの客に味わってもらう。ジャッジはフランス料理の三國清三シェフ(東京)が務める。
深谷さんはアワビと同会が復刻させた米「マツマエ」でリゾットを作る予定。小西さんは函館の黒豚と道南各地の野菜を使う。デザートをつくる大桐さんはマルメロ、森町のカボチャ、日本酒を素材に選んだ。弘前側はリンゴ、日本海の魚などで対抗する。函館のメンバーは「両地域の料理界の底上げ、素材の紹介につなげていきたい」と意気込んでいる。
会費は1万5000円。問い合わせはレストラン山崎(電話0172・38・5515)へ。
同イベントは弘前市内のシェフらでつくる弘前フランス料理研究会の主催。生産者や食材、料理人の仕事の紹介を目的に毎年開いており、今回で4回目。
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