函工定時制6人、第二種電気工事士に合格
update 2013/11/25 10:19
函館工業高校定時制(白野勝義校長、生徒61人)の3、4年生6人がこのほど、国家資格「第二種電気工事士」の試験に合格した。8カ月にも及ぶ猛勉強の成果が実を結び、生徒たちは「自信になった」「新たな資格にもチャレンジしたい」と意欲を高めている。
今回合格したのは齊藤悠介さん(電気科4年)、勝山晴菜さん(機械科4年)、小野寺拓磨さん(建築科4年)、菊池琢磨さん(建築科4年)、奈良匠さん(電気科3年)、原田裕哉さん(電気科3年)。
「去年、落ちてしまったので自分に自信をつけたくて」(小野寺さん)、「将来の就職を考え、資格を取ろうと思った」(原田さん)と受験動機はさまざまだが、6人は昨年11月から試験直前の今年7月まで、放課後の1時間を資格取得に向けた講習に充ててきた。試験が近づくと土日も自主的に登校。「先生にお願いして時間をつくってもらって勉強した」(菊池さん)、「去年は計算が苦手だったので重点的に学習した」(齊藤さん)と各自が教員にアドバイスを求めながら、苦手分野のトレーニングを続けたという。
苦労を経て手にした大きな結果。勝山さんは「受験勉強を通じ、電気の基礎知識を学ぶことができ、(在学する)機械科の観点からだけでなく、電気科の観点からも物事を見れるようになった」と視野の広がりに手ごたえ。奈良さんは「次は第一種の資格を目指したい」と意欲を見せた。
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