五穀豊穣に感謝 「浦安の舞」奉納
update 2013/11/24 10:24
勤労感謝の日の23日、函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)では、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する「新嘗(にいなめ)祭」が開かれた。
新嘗祭は、農耕文化中心の日本で、農民が精を出して育てた新穀を天皇が神に奉り、食することでその年の収穫に感謝し、国家の安泰を願う。函館八幡宮では一年で最も大きな祭儀とされる。
御神体を祭っている本殿奥の扉が開かれ、今年収穫された米や野菜などのほか、奉賛会や敬神婦人会などが幣帛(へいはく)を供え、中島宮司が祝詞を奏上した。
続いて、石崎地主海神社雅楽会が神楽「浦安の舞」を奉納。最後に参加者全員が玉串をささげ、一年の豊作に感謝を表していた。
提供 - 函館新聞社
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