乗り継ぎはスムーズ? 観光客目線で2次交通点検
update 2013/11/23 10:20
函館商工会議所や市などの関係機関でつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構は22日、2016年3月の新幹線開業後、函館駅に到着してからの2次交通の整備に向け、既存の路線バスや周遊パスなどの点検作業を開始した。観光客の目線で観光ルートを回り、スムーズに乗り継ぎできるかなどをチェックした。
同機構は今年、2次交通充実部会を設置。新函館駅(仮称)と現函館駅を結ぶリレー列車や新函館駅と市内拠点を結ぶバス路線網、観光路線バスについて議論している。
今回は周遊パスの使い勝手や乗り継ぎの際に問題がないかなどの現状を確認するのが狙い。この日は同機構のコーディネーターとスタッフ、「はこだて魅力創造ゼミナール」の受講生2人も加わり、観光ルートを点検した。
列車とバス、市電が2日間乗り放題になる観光客向けの周遊フリー共通券を使用し、おすすめモデルコースの目的地、鹿部町に向かった。函館駅のみどりの窓口でチケットを購入するとこからスタート。周知方法や交通機関ごとの接続などの項目を検証した。
参加したはこゼミ生の土田尚史さんは「乗り継ぎで分かりづらい部分もあり、改善の余地がある」と感想を語った。同機構は「問題解決、改善に向けて交通事業者に提案していきたい」としている。
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