タイ観光客誘致訪問団が出発
update 2013/11/18 10:05
函館市の官民合同のタイ観光客誘致訪問団(団長・工藤寿樹市長)が17日、現地に向けて出発した。工藤市長は「タイは親日国であり、東南アジアでは豊かになりつつある。チャーター便運航から始め、どんどん送客してもらうためにも官民挙げたPRに努めてきたい」と、初めてのタイ訪問への意気込みを語った。
工藤市長のほか、松尾正寿市議会議長、松本栄一函館商工会議所会頭、渡邉兼一函館国際観光コンベンション協会会長ら17人。18〜20日にポンテープ副首相との会談や現地の日本法人、旅行エージェント、タイ国際航空などの訪問を行う。10月に函館を訪れた元副首相で国立大学理事長のクラッセ・チャナウォン氏との面会も予定し、21日に帰国する。
工藤市長は「東京のタイ大使館で公使が『函館にはこれからもっとたくさんのタイ人が行くはずだ』と言われた。現在は札幌から旭川や富良野方面に向いているが、函館の良さを知ってもらいいずれは台湾と同じような状況にしたい」と述べた。
また、自動車メーカー・ホンダの現地法人訪問実現に尽力した松本会頭は「アジアの中で最も期待できる地域」と、人的交流、物流促進に期待を寄せた。松本会頭は「初めての訪問なので突破口が必要。タイはインセンティブツアー(報奨旅行)が盛んで、企業訪問で現地の状況を知る手がかりとなれば」と述べた。
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