国交省、JR北の監査を無期限延長
update 2013/11/18 10:04
JR北海道がレール幅などのデータを改ざんしていた問題で、国土交通省は17日、鉄道事業法に基づく特別保安監査を期限を設けずに延長すると発表した。
国交省による監査は、17日も午前8時45分ごろから行われた。函館保線管理室(函館市港町1)に監査官4人が入り、約9時間にわたって同社社員から聴き取りや改ざんに関する書類などを調べたとみられる。同日午後5時50分ごろ、監査員は書類などが入ったとみられる2つの箱を運び出し、この日の調査を終えた。
監査は14日正午から始まり、国交省鉄道局職員9人と、同省北海道運輸局鉄道部職員8人の計17人が連日にわたり、同社本社や函館、八雲など道内各地の保線管理室を捜査した。函館保線管理室には、いずれも同省鉄道局の多田晴美(はるよし)首席鉄道安全監査官を中心に4人が入り、計37時間以上に及ぶ調査を続けてきた。
当初は17日に監査を終了する予定だったが、「調査に時間を要するため」(同省)として無期限の延長を決め、18日以降も同社に事前告知しない抜き打ちの監査を続けていく方針だ。
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