地元食材で特別メニュー 自慢の郷土料理並ぶ
update 2013/11/13 09:56
函館市内、近郊のホテルや料理店の調理師による「郷土料理発表会」が12日夜、若松町のロワジールホテル函館で開かれた。西洋料理と中国料理の調理師が、地元の食材をふんだんに使って作った料理を並べ、市民に振る舞った。
全日本司厨士協会函館支部と日本中国料理協会函館支部の主催。地元食材を使った料理の紹介や調理師同士のレベルアップを目的に毎年開催しており、今年で28回目。
西洋料理、中国料理それぞれ9店が参加。市民約280人が訪れた。テーブルにはこの日のために作られた特別メニューがずらり。近海で捕れたタラは、白子で包んだり、王様しいたけをミンチにしたソースをかけたりと調理法も多彩。大沼牛もビーフシチューやゼリー寄せに。調理師らは来場者に一品一品説明して取り分けていった。
毎年楽しみにしているという市内の主婦、五十嵐文子さん(70)は「きれいでおいしい料理ばかりだった。季節感も楽しむことができた」と満足そうに話していた。
提供 - 函館新聞社
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