姥神祭 経済効果4億4160万年 桧山振興局試算
update 2013/11/13 09:56
【江差】桧山振興局は、今年8月に江差町で行われた「姥神大神宮渡御祭」の経済波及効果が4億4160万円に上ると試算した。費用対効果は7・7倍だった。
試算は町の依頼で、桧山振興局地域政策課が一連の催しにかかる道南圏経済に与える影響額をはじき出した。
同渡御祭は370余年続く道内最古の祭りで、管内最大の集客を誇り、毎年8月9〜11日に行われている。今年は初日の前半のみ雨天に見舞われたが、2日目からは好天に恵まれ、大勢の観光客らでにぎわった。
試算では、各家庭や企業などが振る舞う料理や山車の運行と修繕などが約6700万円で、観光客の消費額が約3億7500万円。日帰り客は延べ5万5510人、道内宿泊客は390人、道外客100人だった。
一連の催しによる就業誘発効果は43人だが、必ずしも就業者が増加するものではないとする。
姥神祭の事務局を兼務する、江差観光コンベンション協会は「具体的な数字で予想以上の経済効果を把握し、経済の起爆剤であることを再認識できた。北海道新幹線開業を見据えて今後も内外に積極的なPRに努め、そして姥神祭を後世に守っていくことも重要」としている。
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