飛行状況や時間確認 ドクターヘリ説明会
update 2013/11/9 10:22
道南地域のドクターヘリ(救急医療用ヘリコプター)導入に向けて、試験運航とメーカーによる機種の説明会が8日、市立函館病院(函病)の屋上ヘリポートで行われた。試験運航では医師や看護師がヘリコプターに搭乗し、飛行時の状況や飛行時間などを確認した。
各市町や医療機関などでつくる道南ドクターヘリ導入調査検討会(伊藤丈雄会長)が企画。医療従事者や担当職員ら約50人が見学した。
この日は2機種を活用して試験運航。函病の武山佳洋救命救急センター長ら4人が搭乗し、函病―奥尻空港間を往復した。運航前には、操縦席などが公開され、メーカーの担当者が機体の性能を説明した。
武山センター長は「複数の機種に搭乗でき、貴重な体験だった。機種の選定に向け、医師の立場から意見や要望を求めていきたい」と話した。
道南地域は道内で唯一、ドクターヘリの空白圏。昨年4月から同検討会で導入に向けて協議を重ね、今年7月、函病を基地病院として運航していくことでまとまった。
今後、運航調整委員会を函病に設置。運航会社の選定などを行い、2014年度中の運航を目指す。
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