落雷?電柱倒れる 停電相次ぐ 突風で倉庫全壊
update 2013/11/8 10:04
【北斗、函館】北海道付近を低気圧が急速に発達しながら通過し、大気の状態が不安定になったため、道南では7日夜、強風や雷雨に見舞われた。同日午後5時半ごろ、北斗市市渡で、電柱が落雷とみられる影響で倒れた。北海道電力函館支店によると、同市市渡地区で最大108戸、函館市東川町、宝来町、栄町で計584戸が停電した。午後11時までに、全面復旧した。
同支店によると、電柱は中央から折れ曲がって車道方向に倒れた。付近の電線が切断されたため、周辺一帯が停電した。同支店の社員らは、復旧作業に追われていた。
電柱が折れた場所の近くに住む安藤敬作さん(80)方では同日午後5時半ごろ、落雷の炸裂音が響いたという。「バンとすごい音だった」と安藤さん。
落雷の前後に吹いた突風で、安藤さん方の倉庫兼車庫がほぼ全壊した。飛ばされた倉庫屋根のトタンは一部が20〜30b先のガードパイプに引っ掛かっていたほか、壁などが周辺に散乱した。
安藤さんと妻・サダさん(74)が外をのぞくと、倉庫の屋根が飛び、保管していた農作物が散乱していたという。「倉庫見たら屋根がなくなっていた。どうなっているのか理解できない状態」と話していた。
函館地方気象台によると、渡島地方には午後3時半から暴風警報が、同5時20分ごろには竜巻注意情報が発令されていた。北斗市の午後5時半ごろの最大瞬間風速は5bで、午後9時半ごろに同16・1bを記録していた。
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