市内百貨店などお歳暮商戦熱く
update 2013/11/8 10:03
函館市内の百貨店や大型スーパーでお歳暮商戦がスタートした。各店とも選べるギフトや地元産品、スイーツなどを充実させ、消費者の心をつかむ戦略だ。棒二森屋(若松町)は8日、本館7階にギフトセンターを開設。開店前に出陣式を開き、従業員が売上目標達成に向けて気勢を上げた。特設コーナーの設置は百貨店で12月25日まで。各店とも上旬にピークを迎えると予想している。
棒二森屋の出陣式には従業員約60人が参加。岩岡正剛店長があいさつで「今年も道内のおいしい商品をたくさんそろえた。お客さまにしっかりと薦め、目標を達成しよう」と力を込めた。そろいの法被を着た従業員は「ガンバロー」を三唱し、こぶしを突き上げた。
約600種類の商品を用意。七飯産のリンゴの新品種「ななみつき」や八雲牛のセットなど道内の産地直送品を強化した。3000〜5000円の商品が売れ筋だという。
テーオーデパート(梁川町)は8日にギフトセンターを設置する。約700種類を取り扱う。スイーツを充実させたほか、全国各地の味覚を産地から配送するサービスにも力を入れた。丸井今井函館(本町)は13日から。「ワインやカレー、いかめしなど道南の産品の詰め合わせが毎年人気」という。ほかに親会社の三越伊勢丹グループのオリジナル商品も取り扱っているのが特徴。
一方、ダイエー上磯店(北斗市七重浜)は10月31日から店内にカタログと商品を並べた。道南の商品に力を入れており、ハムのギフトなどが売れ筋だという。同店では「平均で3000円。ぜいたくをして1万円前後の商品を贈る人も多い」としている。
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