ノース技研のサプリが道新製品開発賞
update 2013/11/4 10:25
函館市のノース技研(布村重樹社長)が商品化した健康食品「フコキサンチン1000」が、本年度の北海道新技術・新製品開発賞(道主催)の食品部門優秀賞に輝いた。未利用海藻の体にいい成分を利用したサプリメントで、同社は今後も地域の資源を生かした商品開発を進め、販路拡大や地域のPRを進める。
函館の沿岸に繁茂している海藻アカモクに含まれるフコキサンチンに着目。フコキサンチンの肥満や糖尿の抑制作用などを解明した北大大学院水産科学研究院の宮下和夫教授らの研究成果を生かし、サプリメントを商品化した。 このほどシンガポールで開かれた日本食品の見本市にも出展し、バイヤーのほか、現地市民から「どこに行けば売っているか」など関心が寄せられたという。
布村社長によると、フコキサンチンは分解されやすいため、サプリに含めた際の品質保持が難しい。通常のサプリは賞味期限が2年ほどだが、同社の商品は1年間とし、今後の研究開発で伸ばしたい考え。7月末から販売を開始し、リピーターも出ているという。
商品開発は、道立工業技術センターが中核となった産学官連携事業「函館マリンバイオクラスター」の一環で、商品パッケージやデザインは公立はこだて未来大の柳英克教授が担当。布村社長は「マリンバイオのチーム全体でいただいた賞」と語る。
1瓶30粒、おおむね1カ月分が入って定価5800円。受賞キャンペーンとして、11月末まで送料・代引き手数料込み3900円、函館市松風町19のがごめ昆布ねばねば本舗では3500円で販売している。 問い合わせはノース技研(TEL0138・21・1222)、電子メールmail@f1000.info
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