灯台記念日クルージング
update 2013/11/4 10:24
灯台記念日クルージング(函館海上保安部主催)が3日、函館港内と函館港湾合同庁舎内で開かれた。応募で当選した参加者は巡視艇すずらん(26d、荒谷尚利船長)に乗り、洋上から灯台見学や灯台の歴史について学んだ。
灯台記念日(11月1日)は、1868(明治元)年に日本で最初に西洋技術を用いた神奈川県横須賀市観音埼灯台の起工日を記念し、1949年に海上保安庁が制定。今年で145周年を記念し、函館海保が企画した。約55人が参加し、午前と午後の2回4グループに分かれて実施した。
クルージングは約45分。参加者は巡視艇に乗り、心地良い海風を浴びながら灯台や海上にある灯浮標を興味深く見学。さらに明治時代の面影を残す石垣の入舟漁港なども見て回った。
庁舎内では同海保の小林貢次長による「灯台、いま、むかしpart2 灯台記念日によせて」と題した講演が行われた。道南の灯台数は道内の約3割を占めることや、歴史にも触れて参加者を楽しませた。このほか、函館港内の海図、日本近海の3D海底地形図を展示。小林次長は「灯台の役割や海上保安業務について知ってもらういい機会になった。灯台に興味を持ってもらうことを願っている」と話していた。
孫と一緒に参加した函館市花園町の山本裕一さん(59)は「巡視艇に乗り、海上から灯台を見ることができて最高だった。孫とも良い思い出をつくれた」と満喫した様子だった。
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