世界各地の異文化体験「地球まつり」にぎわう
update 2013/11/3 10:20
国際交流や国際協力への関心を高めるイベント「第9回地球まつり」(実行委主催)が2日、函館市青年センターで開かれた。市内近郊の国際交流団体や留学生らがブースを設け、世界の文化を紹介し、にぎわいを見せた。
約20の団体が参加し、世界各地の民芸品や食品の販売、民族衣装の貸し出しなど異文化に触れるコーナーを設けた。ステージではアフリカ太鼓やバリダンスなど各国の音楽、踊りを披露。タイやロシア、フィリピン料理を味わえる食堂も人気だった。
函館日本語教育研究会(JTS)は日本語スピーチ発表会を開き、13組が参加。母国は韓国、ベトナム、インドネシアなどさまざまで、自国の文化や生活の様子、日本での体験談を発表した。
来場者の投票で決まる会場賞は、七飯町役場で国際交流員として働くベンジャミン・ヘイドックさん(24)=アメリカ=が受賞。自宅に帰るために誤って江差線に乗車し、心細い思いをした体験を流ちょうな函館弁≠煬えて紹介。地域の人たちとの温かいつながりが大都会では味わえない魅力だとした。
ヘイドックさんは「時間の制限が厳しかったけれど、会場の人たちが笑ってくれたので気持ちが楽になった。日本語がうまくなったのはJTSの先生たちのおかげ」と話していた。
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