北洋銀と青森銀と流通業者が連携、青函の「食と観光」開発

update 2013/11/2 10:09


 2016年3月の北海道新幹線開業を見据え、北洋銀行と青森銀行、食品スーパー道内最大手のアークス(札幌)、新日本スーパーマーケット協会(東京)の4者は1日、青函圏の「食と観光」を活性化させるため、連携することに合意した。両行の取引先、両地域の食の素材を結び付け、新商品を開発。流通業者の販売網を使い、全国への発信を目指す。

 両行は昨年12月、新幹線開業を見据えて連携協定を締結。相互の現金自動預払機(ATM)の手数料無料サービスをはじめ、両行の取引先企業の経営者を集めた交流会を開くなどしている。

 今回の4者の連携は青函両地域の連携強化、経済の活性化が目的。両行がアークスと同協会に呼び掛けて実現した。全国的に見ても同様の取り組みはないという。

 地域の情報が集まる両行が、企業同士や食の素材をマッチングさせ、新商品開発をコーディネートする。アークスグループが青函圏へ、同協会が全国への流通、発信を担う。新商品を活用した観光商品の造成、誘客にまで結び付けるのが狙いだ。

 1日に函館市内のホテルで記者会見が開かれ、4者のトップが意気込みを語った。北洋銀の石井純二頭取は「新幹線開業に向けて両地域の強みを磨き上げていく。民間の力を結集して具体的な成果を挙げたい」と力を込めた。

提供 - 函館新聞社


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