函水高 優秀賞で全国へ…道高校水産クラブ研究発表大会
update 2013/11/1 09:48
【北斗】第34回北海道高等学校水産クラブ研究発表大会(北海道高校水産クラブ連盟主催)が10月30、31日の両日、市七重浜住民センターで開かれ、水産分野の課題に取り組む高校生たちが研究成果を発表した。審査の結果、函館水産高校水産食品科が優秀賞に輝き、12月の全国大会(高知県)に出場することが決まった。
道大会には同高をはじめ、小樽水産高校、厚岸翔洋高校、天売高校から10チーム21人が出場。未利用資源の品種を使った新メニュー開発や環境問題、太陽光で温水をつくる研究などバラエティ豊かな発表が続いた。
地元の函館水産高校からは4チームが出場。優秀賞に輝いた水産食品科は「函水CANバーガー〜缶詰再生プロジェクト2」と題し、昨年度から継続したプロジェクトを発表。主食と水産缶詰の相性が高く評価されているとの調査結果を受け、パンとサンマの照り焼きの缶詰を活用したハンバーガーを試作した研究成果を発表した。
審査委員長を務めた道教育庁学校教育局の黒島裕司さんは「継続した取り組みで高校生らしい発想。栄養評価からのアプローチや原価計算もしっかりなされていた」と称えた。同科の海老沙由香さん(18)は「うれしすぎて心臓がバクバクした」と喜び、福田のぞみさん(18)は「北海道代表の自覚をもって発表に臨めるよう頑張りたい」と全国大会への決意を語った。
また、当番校を務めた同高では新聞部(須藤彩部長、部員4人)も活躍。期間中に交歓会や各校の発表内容、大会結果などを部紙で計3回速報し、大会をサポートした。須藤部長は「印刷のために学校と会場を行き来するのが大変だった。短時間で発行するので誤字脱字がないよう注意した」と振り返った。
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