北方4島返還願い植樹、渡島総合振興局
update 2013/10/31 09:54
北方領土返還運動のシンボルの花としている「千島桜」の植樹式が30日、渡島総合振興局庁舎の前庭「おしまの森」で行われた。返還運動の関係者ら約30人が出席し、苗木に北方4島の早期返還の願いを込めた。
北方4島にちなんで、桜の名所として知られる松前町が千島桜の苗木4本を同局に寄贈。植樹式では石山英雄町長が同局の中西猛雄局長に苗木を手渡した。
その後、3本の苗を植樹。出席者は順番にスコップで苗木の根元に土をかぶせた。残り1本の苗木は正面入り口付近に植えた。
今年4月の日ロ首脳会談で、平和条約締結交渉の再開が合意されたのを契機に、道は千島桜を用いて返還運動の特別啓発を行っている。
中西局長が「皆さんの思いを込めて大切に育てたい」とあいさつ。北方領土復帰期成同盟渡島地方支部の村上幸輝支部長は「自公政権のもと、返還運動の機運が盛り上がっている。私たちも先頭に立って運動していきたい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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