函館商工会議所、松本会頭を再選
update 2013/10/30 09:55
函館商工会議所の臨時議員総会が29日、市内のホテルで開かれ、任期満了に伴う役員改選で松本栄一会頭(73)=ホンダカーズ南北海道会長=が再選された。2期目の任期中には北海道新幹線が開業することから、青森をはじめとした東北地域との連携強化や企業の本州進出を後押しする「南進政策」を加速させる考えだ。副会頭は4人のうち、2人が交代した。任期は11月1日から2016年10月末までの3年間。
副会頭は、佐藤祐幸氏(72)=佐藤木材工業会長=と永井英夫氏(61)=エスイーシー社長=の2人が退任。後任に西村憲人氏(70)=花びしホテル社長=と境勝則氏(52)=トーショウビルサービス社長=の2氏が指名を受け、選任された。石尾清広氏(63)=イシオ食品社長=と久保俊幸氏(56)=函館環境衛生社長=の2氏は留任引き続き松本体制を支える。
松本氏は当初、高齢を理由に後継候補の選定に動いたが、不調に終わり、周辺の説得で続投を決断した。会見で松本氏は「新幹線が開業すれば、陸海空路が整備されることになる。函館は飛躍のチャンスで、成長の時代に向けて環境は整った」と述べた。
松本氏は82年から常議員で、08年1月に副会頭に就任。10年11月から会頭を務めている。「南進政策」を掲げ、強力なリーダーシップを発揮。北海道新幹線開業を見据えた青函連携などを推進している。
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