シカ肉解体 プロの技学ぶ 調理製菓専門学校
update 2013/10/26 10:37
函館短大付設調理製菓専門学校(野又淳司校長)は25日、同校でエゾシカ枝肉の解体を行った。調理師科の学生26人が、普段あまり見る機会がない職人の包丁さばきにくぎ付けとなった。
西洋ゼミの特別講座で、昨年に続いて2回目。枝肉は函館で捕獲した3歳の雄(半身)。わな師の渋田喜徳さん、シカ肉の卸・販売業の渋田孝さんが提供した。道南でもシカによる農業被害が増えており、被害を防ぐために食文化として根付かせることが課題だ。
朝妻精肉店(千代台町)の朝妻豊史専務が、ヒレやロース、バラなど部位ごとに手際よく切り分け、学生たちは職人技を学んだ。
その後、5班に分かれて肉をレアで焼き、市内のプロの料理人6人が提供したレシピに基づくたれ、ソースを付けて試食。高橋和也さん(19)は「包丁の持ち方、切り方とも見事というほかない。1回では覚えられません」と感心しきりだった。
提供 - 函館新聞社
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